ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー

2017年4月24日 (月)

Ninja ZX-12R エンジンメンテナンス その6

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Ninja ZX-12R のバルブ・ステムガイド・シートを修正いたしましたので
ヘッドを組み立てます。けっこう細かい作業ですので、
ちょっとだけ老眼がすすんできている私にはつらい作業になります(笑)。

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バルブスプリングはインテーク・エキゾーストでばねレートが違うので
間違えないように色分けしてあります。自然長をノギスで測定して、
へたりがないか点検確認いたします。

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IN/EXで色分けしてあります。密巻部分が下になるように取り付けます。

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ノギスで自然長を測定して、基準値より短い物は新品交換です。

ダブルスプリングタイプでインナーは右巻きでアウターは左巻きなんです。
動いている間にお互いに噛みこまないように考えられているんですね。
さらにプログレッシブ構造で、密巻・荒巻の部分があり、スプリング自体が
速いスピードで伸び縮みを繰り返しているうちに、共振してサージング状態に
ならないようにもなってます。組み立てる際に上下をまちがえないように
しないといけません。

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バルブスプリングコンプレッサーという専用工具を使って、スプリングを
縮めた状態にして、ちいさなコッタという2個の留め具をはめ込みます。
この時に、2個のコッタに変な力がかからないように、2個のコッタが
離れているように取り付けます。エンジンが動いている時に、
バルブサージング(スプリングの異常振動)などがおきて
もしこのコッタが外れてしまうと、バルブが燃焼室に落ちてしまい、
エンジンが壊れてしまいます。最悪エンジンロックしてしまいます。
緊張しながらの作業になります。

次回は、バルブクリアランスの調整になります。

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2017年4月23日 (日)

Ninja ZX-12R エンジンメンテナンス その5

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Ninja ZX-12R のエンジンメンテナンスの続きですが、ヘッドの修正は
できましたので、今度はシリンダー・ピストンの点検です。

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シリンダーの内径をシリンダーゲージ(ダイヤルメーター)を使って測定
いたします。前後方向・左右方向・上部・シリンダー中間部・下部を
それぞれ0.01mm単位で測定いたしましたが、40,000km以上
走行したエンジンの割にコンディション良いので、そのまま使用する事に
いたします。

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ピストンもマイクロメーターを使って、決められた測定箇所を0.01mm単位で
測定いたします。ピストンは基本的に摩耗するものではないので、
これもコンディションが良いのでそのまま使用いたします。

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ピストンは上部は小さく、スカート部分の下部にしたがって大きく

台形のような形になってますので、決められた箇所で測定いたします。

ピストンリングだけは新品に交換して、ピストンの合口隙間だけ測定して
基準値になっているか確認しておきます。

ピストンの洗浄はリング溝まできっちりとしましょうね。
ピストンリングは内側から内圧がかかる構造になっているので、
ピストンのリング溝にはけっこうカーボンが溜まってますからね。

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カーボン落としには、ワコーズさんのリムーバー(強力)が良いですね。

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綺麗になりました!

次回は、ヘッドの組立をご紹介いたしますね。

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2017年4月22日 (土)

来るなら来い!自衛隊クッキーいただきました。

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

自衛隊・戦車・好きなお客様に、チョコチップクッキーをいただきました。

「来るなら来い!」ネーミングがとっても素敵です!

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パッケージは最新の 10式戦車ですね。(ひとまるしきせんしゃ)と呼ぶそうで、
日本の主力戦車で、陸上自衛隊が運用する国産戦車だそうで、4代目に
なるそうです。

赤旗が立っているのは、砲撃準備が整っていて、いつでも撃てるぞ!って
事らしいです。自衛隊員の真剣な顔までしっかりと写されています。

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私、あまりこの辺の知識が薄いのですが、なんだか大切に食べようかな
って思ってます。

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2017年4月21日 (金)

カワサキ VERSYS-X 250 ABS のパーツを多数試作中です。

先日発売されました、カワサキ VERSYS-X 250 ABS 
パーツを多数試作中です。

まずは、TOURERモデルに標準装備されていますサイドボックスの周り
をカバーするガードっぽいを作ってみました。なんかゴツイ感じにしたくて・・・。
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これのステーにドリンクホルダー付けたり、工具バックをぶら下げたり、荷掛フックとしても使ったり、いろいろ使い勝手が良くなりますよ!

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さらにフロントにもグリップっぽいも作ってみましたが、カウルステーに
装着いたしますので、強度がイマイチです。
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どちらかというと・・・ファッション的な物で、強度的にちょっと不安がありますgawk
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フロントスクリーン内側にハンドルパイプと同じサイズのパイプを装備した
カーナビ・スマホなどを取り付けやすいステーを作りました。
これは良いですよ!メーターの上にナビが付きますから位置的にGOOD!!

まだまだFRPパーツを5アイテムほど作ってますから、おたのしみに!!happy02

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2017年4月20日 (木)

Ninja ZX-12R エンジンメンテナンス その4

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

40,000km超えのNinja ZX-12R のエンジンメンテナンスの続き
でございます。まずは、シリンダーヘッドの修正からです。

バルブステムもガタガタに摩耗しておりますので、ヘッドに圧入してあります
ステムガイドを交換いたします。

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これは、ヘッドから取り外したステムガイドです。


バルブも新品に交換して、シート面を修正いたします。これでバルブの
当たり幅も正規の状態にもどして、密閉性を修復していきます。

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インテークバルブです。キラッと光る筋がバルブの当たり面になります。

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バルブを取り外したついでに、バルブシートリングとヘッドのポート部分の
段差も削り滑らかにしておきましょう。

本日はここまで、あすはシリンダー・ピストンの点検・洗浄をレポートいたします。

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2017年4月19日 (水)

Ninja ZX-12R エンジンメンテナンス その3

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Ninja ZX-12R のバルブクリアランスを点検時に異常にクリアランスが
狭くなっているので、エンジンを搭載したままでへッドを取り外して、
バルブの摩耗状態を確認いたします。

バルブのシートフェイス面には摩耗・カーボンの噛みこみがみられます。
バルブ交換・ステムガイド交換・バルブシート面の修正が必要になりますね。

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ついでに、シリンダーも取り外して、シリンダー・ピストン・ピストンリングの
点検・洗浄もします。

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この後は、また次にレポートしますね。

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2017年4月18日 (火)

Ninja ZX-12R のメンテナンス その2

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Ninja ZX-12R のメンテナンスの続きです。
インジェクションボディーを取り外したついでに、ヘッドカバーを取り外して
バルブクリアランスも点検・調整していきましょう。

メインフレームとの狭い隙間での作業は、やりずらいですね。despair

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クランクシャフトをすこしずつ動かしながら、10cmぐらいしかない隙間
でのシクネスゲージを使っての作業です。
電気で狭い場所の指定された場所を照らしながら、シクネスゲージを差し込み
点検確認してから、正規のクリアランスでなければ、カムシャフトを一度取り外し
その奥にあるシムを測定して、正規のクリアランスの値になるように、
厚みの違うシムに交換して、再度カムシャフトを組み直し、バルブクリアランスを
正規の値になっているかシクネスゲージで確認いたします。sad

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点検確認いたしますと、とくにエキゾースト側のクリアランスが狭すぎます。
シム調整をする前に、ヘッドを降ろして、バルブの摩耗具合を点検した方が
良いかもしれませんね。
って事で、ヘッドを降ろすことになりました。wobbly

この後は、また次でお話します。

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2017年4月17日 (月)

Ninja ZX-12R のスロットルボディー洗浄 その1

Ninja ZX-12R のスロットルボディー洗浄 その1
こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Ninja ZX-12R の走行距離が40,000kmを超えてなんとなく調子が
悪いのです。べつに普通に走るのですが、燃費が悪いし、スロー回転が
不安定になってるし・・・って事で、スロットルボディーを洗浄」いたします。

スロットルボディー本体を車体から取り外します。そこからインジェクターを
取り外し、インジェクターは超音波を利用してノズルを洗浄してもらうために
専用業者にお願い致します。
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スロットルボディー本体は専用の洗浄剤を使って、綿棒などを利用して、丁寧に
洗浄していきます。その際にキャブレータークリーナーみたいな強い洗浄剤を
使わないようにしてください。このモデルは良いのですが、これよりちょっと古い
モデルですと、スロットルバタフライバルブに全閉時に密閉性を得するために
薄っすらとシール剤が塗布してあるモデルもあります。強い洗浄剤ですと、
それも落としてしまいますから・・・。
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この後はまた次にレポートしますね。

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2015年5月28日 (木)

キャブレータO/H その6

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

キャブレータO/H最終回でございます。キャブレータを車体に装着してエンジンをかけながら最後の調整でございます。多気筒エンジンの場合は各気筒の同調を調整いたします。インテークマニホールドの負圧を測定しながら、スロットルバルブ(バタフライ)の開き具合を微調整いたします。

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各気筒の負圧を測定いたしますと・・・こんな感じでバラバラになっています。スロットルケーブルが3番キャブにつながっているならそれが基準になります。となりの2番キャブのスロットルバルブ開度を各キャブを連結している部分のアジャストスクリューで調整いたします。そして、2番から1番または3番から4番を順次合わせていきます。

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同調の調整中にアイドリング回転が変化する場合がありますので全体の吹け上がり方なども見ながら調整していきます。このとき、アジャストスクリューは締め込みながら調整するのではなく、緩める方向で調整していきましょう。なぜならアジャスト部分にスプリングが付いており、常にこのスプリングが伸びようとする力がかかっていますので、締めこんで(スプリングをちじめる方向)調整すると知らない間にすこし戻ってしまうからです。

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同調調整が終わりましたら、軽くスロットルを開け閉めしてみて、負圧のかかり方や調整が狂ってこないかをチェックしてから、最後にパイロットスクリューでアイドリング時のエアもしくは混合気の微調整をしてすべて完了です。これで生き返りました。

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2015年5月27日 (水)

キャブレータO/H その5

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

先日からの続きでキャブレータの組付け・調整でございます。フロートレベルの調整ですが、基本的にノギスで測定してサービスデータと比較して、必要であれば調整いたします。

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フロートバルブには小さなスプリングが付いていますが、このスプリングが縮んでいない所を測定いたします。イメージとしては・・・ふわっとフロートがバルブを閉じる瞬間の位置を測定いたします。

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フロートレベルを合わせるには、ちいさな爪を動かして調整いたします。多気筒モデルであれば、すべて調整して揃えなくてはいけません。このレベルはガソリンの油面の高さですので、すべての基本になってきますので、妥協はできませんよね!Imgp6325

さ~~て、明日は、組み付け後に実際にエンジンを始動して同調調整でございます。

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