KAWASAKI Z1 レストア記 その1
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
KAWASAKI Z1 のエンジンを分解して、今現在のコンディション
を確認していきます。
海外から持ち込まれた車両ですので、ODOメーターの走行距離は
あてになりませんが、けっこう走りたおしている感じです。
バルブはスタンダードなのですが、ステムガイドも摩耗して
バルブはガタガタです。とうぜんバルブ・ステムガイドは交換
ですが、たぶんオーバーサイズのステムガイドが必要になりそうです。
ちなみにバルブクリアランス調整用のシムは2.50~2.70ぐらいが
入っていましたので、バルブシート面の修正だけで、
シートリング交換はしなくても良さそうです。
バルブスプリング下部にあたるシートワッシャーがなぜだか?
2枚ずつ入っていました。カムシャフトはノーマルですので
スプリングの強化する必要もないのですが・・・
なんて粗い組み付けなんでしょう?
タイプからして最近リペアした感じはなく、古い物だと思います。
それより、スリーブが常温で抜けてしまいます。
そりゃ調子悪いですよね。
オイルポンプが加工してあるものも良く見てきましたが、これは
スタンダードです。ちょっと安心!!
クランクケースの合わせ面には2種類のシール剤が付着しており
最低1回はクランクケースを分解しているという事ですね。
各部洗浄・測定・点検して、まずはエンジンペイントを含めた
お見積りを出してみます。シリンダーフィンが3枚ほど割れて
いますし、各部ねじ山もつぶれていますので、それも修正
いたしましょう。
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