KZ1000MKーⅡのヘッドカバーからのオイルにじみ
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
本日は、KZ1000MKーⅡのヘッドカバーガスケット部からの
オイルにじみのお話です。
きれいにペイントしてオーバーホールしてあるエンジンなのですが、
ヘッドカバーガスケット部分からのオイルにじみが止まらない!
と入庫いたしました。購入店では「古いからこんなもんですよ」とか
「購入後の保証期間がきれていますから有償になりますよ」とか
言われて流れ流れて当店に持ち込まれました。
ガスケットをいくら新品に交換しても、合わせ面をきれいに
しないと、いくらやってもオイルにじみは止まりません。
パウダーコーティングでリペイントされているエンジンですが、
マスキングの残りで、合わせ面にまだ塗料がこってり残っています。
まずは、これを綺麗に落としてやらなければなりません。
丁寧にスクレッパーやオイルストーンで落としていきます。
ヘッドカバー側にも、指で触ってしっかりと段差があるのが
確認できます。
オイルストーンで削りすぎないように注意してくださいね。
確認してから、規定トルクを守り、締め付け順序どおりに締め付けて
一度エンジンをしっかりと温めて、さらに完全に冷めてから、
ヘッドカバーボルトの締め付け具合を点検いたします。
もうこれで大丈夫だと思いますよ。
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