Ninja ZX-12R エンジンメンテナンス その5
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
Ninja ZX-12R のエンジンメンテナンスの続きですが、ヘッドの修正は
できましたので、今度はシリンダー・ピストンの点検です。
シリンダーの内径をシリンダーゲージ(ダイヤルメーター)を使って測定
いたします。前後方向・左右方向・上部・シリンダー中間部・下部を
それぞれ0.01mm単位で測定いたしましたが、40,000km以上
走行したエンジンの割にコンディション良いので、そのまま使用する事に
いたします。
ピストンもマイクロメーターを使って、決められた測定箇所を0.01mm単位で
測定いたします。ピストンは基本的に摩耗するものではないので、
これもコンディションが良いのでそのまま使用いたします。
ピストンは上部は小さく、スカート部分の下部にしたがって大きく
台形のような形になってますので、決められた箇所で測定いたします。
ピストンリングだけは新品に交換して、ピストンの合口隙間だけ測定して
基準値になっているか確認しておきます。
ピストンの洗浄はリング溝まできっちりとしましょうね。
ピストンリングは内側から内圧がかかる構造になっているので、
ピストンのリング溝にはけっこうカーボンが溜まってますからね。
カーボン落としには、ワコーズさんのリムーバー(強力)が良いですね。
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