湿気でエンジンオイルが・・・
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
エンジンオイルを交換しようとして、オイルフィラーキャップを外してみたら・・・キャップの内側にクリーム色のドロッとした物を見たことありませんか?または、オイル点検窓の内側にクリーム色のものが付着していて・・・なんて事ありますよね。
エンジンオイルを抜いてみても、ドレンからはとくにコイツは出てきませんが、エンジン内部のいたるところにコイツはこびり付いています。これは・・・なんでしょう?
エンジンオイルと湿気(水分)が混ざってしまい乳化したものなのです。クランクケース内の湿気が原因でケース内側についた水滴にオイルが混ざったものなのです。べつに水が大量にエンジンの中に入った訳ではないのです。これは短距離しか乗らない場合に多くあらわれます。毎日通勤などでちょこっとしか乗らない場合ですと、エンジンオイルがじゅうぶんに暖まらないし、エンジンもじゅうぶんにあたたまらないので、こんな事になってしまいます。中途半端にあたたまり・・・冷えて・・・また中途半端にあたたまり・・・冷えて・・・を繰り返していると・・・
長い距離を乗るとエンジンオイルもじゅうぶん暖まり、エンジン本体も熱くなりますので、たとえケース内の湿気があっても蒸発してしまうのです。たまには長距離乗ってやってくださいね。
特に今の季節は、エンジンをかけた時にマフラーサイレンサーから湯気がでますよね。多いときは水が滴るぐらい出ますが、完全燃焼すると排気ガスに水分がふくまれます。マフラーがじゅうぶんに暖まると出なくなります。これもマフラーサイレンサーの熱で蒸発してしまうのです。短距離しか乗らないバイクは、マフラーサイレンサーの中にも水が溜まってひどい場合は内側が錆びてしまいます。(いちおう水抜きは考えて作ってありますが・・・)
やっぱり乗ってやらなきゃね!!
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