知っていました?その19 バルブのすり合わせ
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
昨日のつづきです。さて本題のバルブのすり合わせでございます。バルブのフェイス面とシリンダーヘッドに鋳込んであるシートリングのシート面のあたりをつけていきます。いわゆる 「すり合わせ」 というものです。カーボンを噛み込んだりしていると気密性が落ちてしまいます。今回は特に磨耗がありませんのですり合わせだけ行います。
バルブコンパウンドというガラスの細かい粉が混ぜてある「ねっとりしたペースト状のもの」をすり合わせする面に塗布して、バルブタコ棒という吸盤のついた工具にバルブをくっつけて、たたくようにさらに微妙に回しながらすり合わせいたします。タンタンタンッ・・・て感じです。コンパウンドは荒目・中目・細目とありますが、今回は中目を使用します。一つのバルブに要する時間は約45秒ぐらいですかね・・・それ以上やると磨耗しすぎてしまいます。
この写真はわかりやすく新品バルブでご説明いたしますが、左側のバルブはすり合わせ前で右側のバルブはすり合わせ済みのものです。バルブフェイス面にスジが入ってますね。これがシートの当りなんですよ。シート当り幅が広すぎてもダメだし、フェイス面の真ん中あたりにきているのがベストですね。
さてこの後の作業はまたあした・・・・・
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