知っていました?その3 ブレーキパッド
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
本日はブレーキパッドのお話です。近年ブレーキの性能がぐんぐん上がっておりますね。でも、ブレーキメーカーはいろいろと考えております。ブレーキパッドでも苦労がみられますよ。装着車輌の車重やエンジン性能や足回りの性能にあわせてディスクローターやパッドの材質を変えております。同じ形のパッドでも部品品番が違い材質が違うものもあるんですよ!
ブレーキの効きも大切ですが、ブレーキ鳴き対策にもいろいろと工夫がみられます。パッドの裏面に”アンチスキールシム”というステンレスのプレートを入れてみたり、裏面にセラミックを貼ったりして、パッドの振動を抑えるようにしたり、振動周波数をかえたりしています。セラミックなんかを還すことにより、たとえ振動しても振動周波数を変えて人の耳に聞こえない波長にしています。一昔前は、ブレーキパッドの裏面のキャリパーピストンに当たる部分に専用の耐水・耐熱グリス(パッドグリス)を塗布することもありましたが、最近はホコリやゴミの吸着・かみこみなどの防止の為に使用しませんね。
余談ですが・・・人それぞれ耳に聞こえる波長に差があり、蚊の飛ぶ音”プーーーン”って音は若い人ほど聞こえるらしいですよ!
鳴き対策としては、パッドの面取りが有効的でしょうね。この写真の上のパッドは面取り加工をしたものです。新品パッドに交換する際にはこの加工をしておくと初期なじみもよく、ひきずりもなくなりますよ!
バイクブロスさんに弊社の記事が載っています。よろしければご覧くださいませ。
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