VN2000のアイドリング不調
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
先日からVN2000のメンテナンスでアイドリングが不安定でエンストするというトラブルがあり悩んでいました。走行中にスロットルを全閉にして惰性で走っている時にいわゆるエンジンブレーキ時に突然「バスッン・・・」ってエンジンが止まってしまいます。KDS「カワサキダイアグノーシスシステム」で確認してもECUには何もトラブルは記録されていません。
フューエルタンクを取り外したところに「吸気圧センサー」があります。スロットルボディーの負圧「吸気圧」をこのセンサーで拾っているのですが、そのホースがつぶれていました。
これを見つけた時にはガッツポーズが久々に出ましたよ!通常時の燃料噴射量はスロットル開度とエンジン回転速度に基づいて計算をECUが行いますが、エンジン負荷がアイドリングまたは低回転時で少ない場合、いわゆるスロットル全閉時にはECUはスロットルバキュームとエンジン回転速度に基づき計算して燃料噴射量を決定しています。
簡単に言うと、スロットルが開いている場合は正常に燃料噴射しているのですが、スロットル全閉時のみ、吸気圧データーが正確にECUに送られないのでエンジン不調になったのでしょうね。これを見つけるのに丸2日かかりました。あ~~また白髪が増えましたよ(笑)。
バイクブロスさんに弊社の記事が載っています。よろしければご覧くださいませ。
| 固定リンク
「ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー」カテゴリの記事
- ヘルメットのカスタムペイント(2020.03.12)
- TOPGUN GPZ900R(2020.01.26)
- TOP GUN マーベリック(2020.01.22)
- Z900RSのハンドル交換(2019.03.15)
- カワサキVN2000のワンオフフロントフェンダー(2019.03.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント