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2014年5月23日 (金)

充電不良の原因は・・・

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

バッテリーがあがってしまいました・・・と修理車が入ってきました。点検してみますと、どうやらバッテリーは新品のようです。しかし、エンジンをかけても充電されていません。交流の電流を直流に変換し、12V~14Vに安定させるためのパーツで「レギューレートレクチファイヤ」というパーツがありますが、異常に熱をもっており、いかにも壊れています。しか~し!!もっと点検してみますと・・・そもそもエンジンにある発電装置「ステーターコイル」からの交流電流の出力が正常値ではありません。

Imgp8330

コイルの抵抗値を測定いたしますと、正常な物のおよそ20倍はあります。これも異常です。では?なぜ?こうなっちゃったのかな?よく点検・トラブルシュートしてみましょう。

Imgp8329

ステーターコイルの配線カプラが熱で溶けています。異常な電流が流れた証拠ですよね。オーナー様によくよく問診してみますと・・・

ご自分で、インターネットで安いHIDを買って装着されたそうなんです。HIDキットを装着後すぐに、HIDキットのバラスト本体から煙が出て、オートバイのヒューズが飛んでしまったそうなんです。ご自分でヤバイと思い、HIDキットは取り外したのですが・・・どうやらその瞬間に充電系が破損したのでしょうね。

今回は、ステーターコイルとレギュレーターの交換で、ひじょうに修理代金もかかりました。できれば、電装品は「ちゃんとした物」を「ちゃんとした技術」で装着いたしましょうね。

バイクブロスさんに弊社の記事が載っています。よろしければご覧くださいませ。

http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/sfeat/pleasureshop/

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