充電不良の原因は・・・
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
バッテリーがあがってしまいました・・・と修理車が入ってきました。点検してみますと、どうやらバッテリーは新品のようです。しかし、エンジンをかけても充電されていません。交流の電流を直流に変換し、12V~14Vに安定させるためのパーツで「レギューレートレクチファイヤ」というパーツがありますが、異常に熱をもっており、いかにも壊れています。しか~し!!もっと点検してみますと・・・そもそもエンジンにある発電装置「ステーターコイル」からの交流電流の出力が正常値ではありません。
コイルの抵抗値を測定いたしますと、正常な物のおよそ20倍はあります。これも異常です。では?なぜ?こうなっちゃったのかな?よく点検・トラブルシュートしてみましょう。
ステーターコイルの配線カプラが熱で溶けています。異常な電流が流れた証拠ですよね。オーナー様によくよく問診してみますと・・・
ご自分で、インターネットで安いHIDを買って装着されたそうなんです。HIDキットを装着後すぐに、HIDキットのバラスト本体から煙が出て、オートバイのヒューズが飛んでしまったそうなんです。ご自分でヤバイと思い、HIDキットは取り外したのですが・・・どうやらその瞬間に充電系が破損したのでしょうね。
今回は、ステーターコイルとレギュレーターの交換で、ひじょうに修理代金もかかりました。できれば、電装品は「ちゃんとした物」を「ちゃんとした技術」で装着いたしましょうね。
バイクブロスさんに弊社の記事が載っています。よろしければご覧くださいませ。
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