ZZR1100Dエンジンメンテ その3
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
ZZR1100Dエンジンメンテの続きです。シリンダーの磨耗でオイル上がり・バルブステムガイドの磨耗、ステムシールの不良でオイル下がり・クランクとコンロッドの焼きつき・金属磨耗片混入でオイルポンプ交換です。まずは、クランク・コンロッドの交換です。
新しいクランクとコンロッドです。それぞれにメタルが入っており、3種類の厚みがあるメタルを選んでいきます。
オイルクリアランスを測定する為の専用ゲージで「プラスチゲージ」という柔らかいひも状のゲージをセットした後に規定トルクの約80%で組み付けます。
締め付けが終わりましたらすぐに取り外して先程の「プラスチゲージ」のつぶれ方を確認いたします。クリアランスが狭ければゲージは幅広くつぶれますので専用のゲージにて確認していきます。
クランクシャフトとクランクケースのジャーナル部のメタル、コンロッド大端部のメタルを、それぞれ確認しながら3種類あるメタルの厚みを決めていきます。測定結果の元、今回はブルーのメタルを使用いたします。この後の作業は、またあした。
| 固定リンク
「ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー」カテゴリの記事
- ヘルメットのカスタムペイント(2020.03.12)
- TOPGUN GPZ900R(2020.01.26)
- TOP GUN マーベリック(2020.01.22)
- Z900RSのハンドル交換(2019.03.15)
- カワサキVN2000のワンオフフロントフェンダー(2019.03.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント