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2014年4月18日 (金)

ZZR1100Dエンジンメンテ その5

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ZZR1100Dエンジンメンテの続きでございます。腰下を組み付けていきます。コンロッドの締め付けは角度法で行います。まずは決められたトルクでコンロッドボルトを締め付けます。このときはトルクレンチよりトルクメーターを使用する事をおすすめいたします。

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その後、120度の角度になるまで締め付けます。コンロッドボルトは特殊な物で締め付けることによりボルトが伸びます。その伸びでゆるみを防いでいますので正確に締めこんでいきます。

Imgp9621

今回は角度法を使いましたが、マイクロメーターでボルトの長さを測定しながら、締め付けて伸びるボルトの長さを測定しながら締め付ける方法もあります。

Imgp9624

トランスミッションも組み付けていきます。

Imgp9632

今回はメタルの焼き付きのトラブルなのですが、念のためオイルポンプも新品交換いたします。組みつけに際して何度も洗浄したのですが、各オイルラインやストレーナーからたくさんの削れたメタルカスが出てきます。慎重に確認しながら時間をかけて洗浄しながら組み付けていきます。

この後は、また明日!

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