バルブクリアランス調整
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
Z400FXのエンジンメンテナンスもいよいよ大詰めでございます。バルブクリアランスの調整をいたします。バルブを正確に開閉させるために必要なクリアランスを調整いたします。熱膨張を考えてインテークよりエキゾースト側のほうをすこし大目に取ります。
カム山がバルブを押していないところをシクネスゲージという隙間を測定する工具で確認していきます。車種によって基準値は変わりますが、空冷エンジンのこの場合は、INは0.10mm~0.20mm・EXは0.15mm~0.25mmになるように調整していきます。今後のバルブの磨耗を考えて基準値の大きいほうに合わせていきます。
このタイプはインナーシムタイプなので、もう一度カムシャフトを取り外して、リフターの下にセットしてあるシムの厚みを調整していきます。
小指のつめほどの大きさのシムをマイクロメーターで厚みを測定して、0.05mm単位で用意されているシムに入れ替えながら調整していきます。なんども組んだり・ばらしたり・・・けっこう時間掛かります(笑)。
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