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2014年3月22日 (土)

ピストン・シリンダーの測定

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Z400FXのエンジンメンテナンスでシリンダーとピストンを測定してみましょう。

Dscf9263

ピストンはスカート部の下から5~10mmぐらいの所を測定いたします。マイクロメーターにて確認するのですが、4サイクルエンジンでピストンが磨耗している物はほとんど見たことがありませんね。いちおう確認の為に測定しておきます。測定は3つのマイクロメーターを使用し同じように測定していきます。測定機器の誤差もありますので、慎重にデーターを取っていきます。

Dscf9268

シリンダーは専用のシリンダーゲージを使い測定いたします(これも2つのゲージを使います)。縦方向・横方向のそれぞれ上・中・下の合計6箇所を確認いたします。ほとんどは縦方向の上部が一番磨耗している場合が多いです。細かく測定していけば、スリーブの歪みなども確認できます。

今回は、いずれも基準値に入っているのでそのまま再使用いたします。でもピストンリングだけは交換しようと思います。これでエンジンのコンディションを把握しておいてデーターでお客様にご説明すると、よくご理解いただけますのでとっても喜ばれますよ。

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