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2014年3月31日 (月)

バルブの組み付け

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Z400FXのエンジンメンテナンスでいよいよバルブの組付けをしていきます。

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オイル下がりの原因の1つでもあります、カチカチに硬化してしまっているステムシールを新品に交換いたします。

Dscf9588

バルブスプリングは2重のダブルタイプが採用されています。外側と内側のスプリングの巻き方が右巻きと左巻きになっています。これはスプリング同士が動いている時に噛み込まないようにしてあるのです。スプリングの下の方が巻き方が密になっています。これもプログレッシブにする事により、スプリングのサージング(ある一定の振動で正確に動かなくなる事)を抑えるようになっています。

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専用工具でスプリングを縮めるように押さえてコッターを入れていきます。

Dscf9591

それぞれ2個のコッターで押さえるのですが、2個のコッター同士に無理な力が掛からない様に隙間を作るようにセットします。最後に軽くリテーナー部分をたたいてやり安定させます。手間はかかりますが、万が一高速での走行中に破損する恐れがある事を考えればコレぐらい気を使わないとね。

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