バルブのすり合わせ
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
Z400FXのエンジンメンテナンスでシリンダーヘッドのステムガイド入れ替え、シート面の修正が終わりましたので、バルブのすり合わせをいたします。
タコ棒という吸盤がついた専用の工具にバルブをくってけて、バルブフェイス部にバルブコンパウンドを塗布いたします。荒・中・細目と3種類ありますコンパウンドのうち今回は中目を使います。
タコ棒を使い軽く回転させながらたたいていきます。スクリューパンチをすごいスピードで繰り返し送り出す感じで「タッタッタッ・・・・タッ!」って細かく動かします。すり合わせが良い感じになってくると音が変わってきます。初めは高い音で「カンカンカン・・・」って音ですが、すり合わせが良い感じになってくると「コンコンコン・・・」になります。やりすぎると磨耗しすぎてしまいますので、1本のバルブで15秒~20秒ぐらいです。
コンパウンドを拭き取り確認いたします。バルブフェイスの真ん中あたりに0.8mm~1.0mmほどの幅ですり合わせの跡が残ります。当たる位置や幅はヘッドのシート面の修正のときに微調整しながら光明丹で確認しながら削りましたので理想的な当たりになってますね。
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