W800チューニング その13 カムシャフトオイルクリアランスの確認
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
W800のヘッドをチューニングしておりますので、ついでにカムシャフトのオイルクリアランスを測定してみましょう。
今回はカムシャフトもWPC加工&モリブデンショットをいたしましたので、写真で見ますと色が違ってみえます。手触りは・・・すべすべ・・・で金属フェチにはたまらない感触ですね。
オイルクリアランスとはカムシャフトジャーナル部分(軸受け部)の隙間の事ですが、どうやってこの隙間を測定するかというと・・・「プラスチゲージ」という特殊な素材(やわらかいプラスチックみたいな・・・)のひも状の物を軸受け部に乗せます。そのまま仮組みをいたしまして、さらにまた分解いたします。
バラシてみますと・・・先ほどの「プラスチゲージ」がつぶれていますので、そのつぶれ方を専用ゲージにて測定いたします。隙間が大きいとあまりつぶれませんし、隙間が狭いとたくさんつぶれます。そのつぶれ幅を比較して測定するのです。
上の写真では、今回は0.051mmのクリアランスという事になります。けっこうおもしろい作業ですよ。ちなみに、基準値から外れていれば、ジャーナル部分の修正をしますが、その方法はまた他の機会にでも・・・
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