セカンドギヤの秘密
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
カワサキの中型・大型車に主に採用されております機能で、車両が止まっているとセカンドギヤに入らない(走り始めるとローギヤからセカンドギヤに入る)機能がありますよね。信号待ちなどで停車したときに、ローギヤまでチェンジペダルをいっきに下げて、それからペダルをかき上げるとニュートラルしか入らないので、ニュートラルが出しやすくなっています。では?どうゆう構造になっているのでしょう?
この写真をみて、どのギヤがどうゆう風に動くとローギヤで、どうなるとセカンドギヤになるのか解かる方は少ないでしょうが・・・
左側に写っていますセカンドギヤに切り替えると時にシフトフォークで動く ギヤの内側に丸い小さなボールが見えますか?このボールはギヤの内側に等間隔で3箇所入っております。
さらに、右側のシャフトに長穴で溝が3箇所彫ってあります。シャフトにギヤが組み合わさった時に、ボールが溝の中に入り込むようになります。ボールが溝に入り込むと、溝の範囲しかギヤがスライドできません。いわゆるギヤがそれ以上にスライドできずにセカンドギヤに切り替わらないのです。
車両が止まっている時(シャフトが回転していない)には、3箇所のどれかのボールが自重で溝に入り込みギヤがスライドできずにセカンドギヤに切り替わらないのです。そして、ローギヤで走り始めてシャフト・ギヤが回転をはじめると、3箇所のボールは遠心力で広がりシャフトの溝に入らなくなり、セカンドギヤにスライドして切り替わる事ができるのです。
解かります?ぼくの説明で・・・文字で伝えるのって本当にむつかしいですね・・・。
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