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2013年6月21日 (金)

ZZR1100Dエンジンメンテ その3

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ZZR1100Dエンジンメンテの続きです。シリンダーの磨耗でオイル上がり・バルブステムガイドの磨耗、ステムシールの不良でオイル下がり・クランクとコンロッドの焼きつき・金属磨耗片混入でオイルポンプ交換です。まずは、クランク・コンロッドの交換です。

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新しいクランクとコンロッドです。それぞれにメタルが入っており、3種類の厚みがあるメタルを選んでいきます。

Imgp9573

オイルクリアランスを測定する為の専用ゲージで「プラスチゲージ」という柔らかいひも状のゲージをセットした後に規定トルクの約80%で組み付けます。

Imgp9578

締め付けが終わりましたらすぐに取り外して先程の「プラスチゲージ」のつぶれ方を確認いたします。クリアランスが狭ければゲージは幅広くつぶれますので専用のゲージにて確認していきます。

Imgp9585

クランクシャフトとクランクケースのジャーナル部のメタル、コンロッド大端部のメタルを、それぞれ確認しながら3種類あるメタルの厚みを決めていきます。測定結果の元、今回はブルーのメタルを使用いたします。この後の作業は、またあした。

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