ZZR1100Dエンジンメンテ その5
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
ZZR1100Dエンジンメンテの続きでございます。腰下を組み付けていきます。コンロッドの締め付けは角度法で行います。まずは決められたトルクでコンロッドボルトを締め付けます。このときはトルクレンチよりトルクメーターを使用する事をおすすめいたします。
その後、120度の角度になるまで締め付けます。コンロッドボルトは特殊な物で締め付けることによりボルトが伸びます。その伸びでゆるみを防いでいますので正確に締めこんでいきます。
今回は角度法を使いましたが、マイクロメーターでボルトの長さを測定しながら、締め付けて伸びるボルトの長さを測定しながら締め付ける方法もあります。
トランスミッションも組み付けていきます。
今回はメタルの焼き付きのトラブルなのですが、念のためオイルポンプも新品交換いたします。組みつけに際して何度も洗浄したのですが、各オイルラインやストレーナーからたくさんの削れたメタルカスが出てきます。慎重に確認しながら時間をかけて洗浄しながら組み付けていきます。
この後は、また明日!
| 固定リンク
「ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー」カテゴリの記事
- ヘルメットのカスタムペイント(2020.03.12)
- TOPGUN GPZ900R(2020.01.26)
- TOP GUN マーベリック(2020.01.22)
- Z900RSのハンドル交換(2019.03.15)
- カワサキVN2000のワンオフフロントフェンダー(2019.03.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント