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2013年5月22日 (水)

バルブスプリングの話

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

バルブスプリングのお話です。バルブはカムシャフトの山の部分で押し開けられます。そしてバルブが閉じるのはバルブスプリングの力で戻されるように閉じます。これが高速回転でカムシャフトが回り、すごいスピードで1分間に何千回の単位でバルブが開閉いたします。

カムシャフトの山の形に添ってバルブは開きますが、正確にバルブスプリングの力でバルブを戻すように動かさないといけません。速いスピードでスプリングが動くと「サージング」という周期的な変振動ができてしまいます。こうなるとバルブが正確に動かなくなり、ひどい場合はピストンとバルブが干渉してしまい、いわゆるエンジンブローにつながります。

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ダブルでスプリングが付いている場合は、スプリングの太さが違う、バネレートが違うものが組み合わせてあり、サージングを押さえています。また、巻き方向も右と左のものが組み合わせてあり、動いているときにスプリング同士が噛み込まないようにしてあるんですよ。また、巻き密度もつめて巻いてある下の部分と荒く巻いてある上の部分があり(プログレッシブ)コレもサージングを押さえるのに一役かっています。すごい精密なパーツなんですよ。ホントは定期的に点検して交換が必要なパーツなんですがね・・・。ちなみに私たちがドラッグレースをやっている時は、ワンレースごとに新品に交換していましたよ。

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