バルブクリアランスの調整
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
4サイクルエンジンをメンテナンスする中で、バルブクリアランスの調整があります。定期的に点検して必要であれば調整いたします。ここで、ほとんどの方は、走行距離が伸びればこのクリアランスが大きくなると思ってらっしゃる方が多いのですが、カムシャフトやロッカーアームなどが異常磨耗していない限り、実はクリアランスは狭くなるんですよ。
オイル交換などしっかりとメンテナンスしていれば、カクシャフトやロッカーアームが異常磨耗する事はほとんどありません。走行距離が伸びれば、バルブフェイス部が磨耗する事のほうが多いのです。
右側の新品のバルブと比較して、左側のバルブは、フェイス部が磨耗しているのが解かりますか?こうなれば、バルブは沈み込んでしまい、バルブクリアランスは狭くなってしまうのです。正直ここまで磨耗していたら、ヘッド側のバルブシートリングの交換までしないといけないので、結構費用はかかりますね。バルブクリアランスを点検して基準値より異常に狭い場合は要注意ですね。
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