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2013年2月 2日 (土)

キャブレータ同調で調子は良くなります。

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ちょっと古いゼファー400のメンテナンスです。アイドリングが不安定で、信号待ちなどで「プスンッ・・・」って止まってしまいます。まずは圧縮圧力を測定してエンジン本体のコンディションを確認いたします。

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各シリンダーの冷間時と温間時を測定します。冷温の測定値を比較することで、何処が悪いのかだいたい判断できますが、そのお話はまたの機会にご説明いたします。今回は正直言って4番シリンダーのコンディションが悪いです。しかしお客様のご予算の都合でキャブレータのみのメンテナンスにいたします。

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キャブレーターをオーバーホールした後に各シリンダーの負圧を測定いたします。エンジンを始動して、スロットルを全閉にしているとインテークマニホールドに負圧が発生いたします。これはスロットルバルブの開度によって圧力が変化いたします。

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各キャブレータのスロットルバルブは開度を微調整できる構造になっていますので、4つのキャブレータのバルブの開度を負圧をみながら調整いたします。

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このときに大切なのは、スプリングのきいた調整ねじは、一度締め込み、ゆるめながら微調整してください。そうしないとスロットルを開閉したときにスプリングの力でせっかく微調整したのにだんだんずれてしまいます。これだけの同調調整をするだけで、おどろくほど調子が良くなりますよ!

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