« フロントフォークのダストシールを外してみたら・・・。 | トップページ | 変質してしまったガソリン »

2013年1月20日 (日)

オイルポンプの不良

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

先日のH車のメンテナンスで、お客様から「エンジンの回転がなんだか重くて調子が悪いので、ついでに点検してね」とのご依頼があり、ちょっと気になる所があったので点検いたします。

H車のCB750はオイルフローチャートがドライサンプタイプです。一般的なウエットサンプタイプのエンジンはオイルがエンジンの中にたまっており、オイルポンプでそのオイルを循環させております。しかしこのドライサンプは別体にあるオイルタンクの中にオイルがためられており、エンジンがかかるとオイルポンプでそのオイルを循環させるものです。このタイプはエンジン本体には、ほとんどオイルはたまっていないのでフリクションロスの低減にもなります。Y車のSR400・500なんかもこのタイプなんですよ。

Imgp4784

さて本題ですが、左側は正常なものです。右側は今回トラブルを起こしている物になります。

Imgp4785

リリーフバルブというもので、油圧をある一定に制御いたします。エンジンがかかるとオイルタンクに戻すための油圧を監理しております。

Imgp4786_2

この写真はリリーフバルブがひっかかり開いたままになっております。このトラブルによりオイルをオイルタンクに戻せずにエンジン側に残ってしまいます。と言う事は・・・オイルタンクにあるオイルレベルゲージには、一見してオイルが少ないようになりますので、規定量以上にオイルを入れてしまいます。さらに、エンジン側にはたくさんのオイルがたまってしまい、ブローバイガスにオイルが混じりやすくなりエアエレメントがオイルでベタベタになったり、クラッチの切れが悪くなったり、エンジンの回転が重くなったり・・・・・します。普通はこんなところまで点検しないので、トラブルシュートするのは大変な事です。

|

« フロントフォークのダストシールを外してみたら・・・。 | トップページ | 変質してしまったガソリン »

ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オイルポンプの不良:

« フロントフォークのダストシールを外してみたら・・・。 | トップページ | 変質してしまったガソリン »