W800チューニング その32 キックでエンジン始動!
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
W800スペシャルマシンの製作も大づめになりました。W650のミッションに一部交換して、キックペダルを付けました。とうぜんステップ廻りもW650にしてあります。さて・・・インジェクションモデルで、デコンプの付いていない重たいキックのクランキングスピードでエンジンがかかるのか?当初は「遅いクランキングスピードでは、ECUが反応せず、インジェクターからの燃料吐出ができずに、エンジンはかからないでしょう・・・」という事でしたが、やってみなければ解かりません!
という事で、エンジン分解までして大金かけてチャレンジしました。エンジンがかからずに「飾りのキックペダル」になったら、ご注文いただいたお客様になんて言ったらいいのか・・・
デコンプが付いていないので、とってもキックペダルが重いです!バーチカルエンジンで左右のピストンは同時にピストンが上死点に上がってきます。どちらか片方のシリンダーが圧縮上死点になります。
すこしずつキックペダルを踏み込み、圧縮上死点をすこしだけ越えたところにします。そこから!全体重をかけてペダルを踏み込みます!!このときは「エンジンかかりますように・・・」と力いっぱい最後まで振り下ろします。
「バババッ!!・・・ブルブリブリ・・・」
エンジンかかりました!感動です!オーナー様はいろんなバイクに乗ってらしたので、コツをつかむのも早く、なんなくエンジンかけてしまいます。よかったです!
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