知っていました?その30 ポート加工
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
本日はポート加工のお話でございます。ひとむかし前はよくポート加工をしましたね。でも今のエンジンはやらない方がいいかもね。ポートの大きさや形状も考えて設計されていますからね・・・。とくに新型Ninja ZX-6R やNinja ZX-10R なんかは始めから(工場出荷時)バリ取りがしてあり、後から手を加える必要ないですから・・・。
しかーぁし!ポート加工したらどうなるのかな?とひじょうに興味はあります。一口にポート加工といってもいろいろあり、鋳物肌や中子の痕を落とす程度のものから、ポート拡大、形状変更・・・までたくさんあります。また、バルブステムガイドも削り落とすことも昔はやりましたね。英語のDの字に似たエキゾーストポートもあり、Dポートって呼んでいましたね。今でもDRAGエンジンやエンデューロエンジンには採用されているそうですが、でも今は一般的にトルクを稼ぐ為にポートの面積はあまり変更できないと思いますよ。
水冷4気筒4バルブエンジンポートがたくさんあるから大変です。みんな同じ様に均一に加工することが大変なんです。
これらは決して いやらしいアップ写真 ではありませんよ!
シートリングとポート部の段つきを落とす程度で鏡面加工はいたしません。特にインテークポートはある程度ディンプルを残さないと、流速が落ちてしまいます。とっても苦労して加工しても、それほど目にみえて馬力アップするものではなく、なんとなく燃費が良くなったかなァ・・・程度ですので、ほとんど自己満足のなにものでもございません!
単気筒エンジン(KSR110)のMini-Moto OPEN用エンジンです。このエンジンは意外と簡単に加工できますね。
こんなことに興味がある方は、カワサキSHOPプレジャー にお問い合わせくださいませ。
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