知っていました?その31 カムチェーンの伸び
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
今日は、カムチェーンのお話です。4サイクルエンジンは、ほとんどの場合クランクシャフトからカムチェーンというものでカムシャフトを回転させてバルブを動かしています。バルブを正確に動かす為にとっても大切な役目があります。こんな大切なチェーンも距離を走ると、やはり伸びてしまい正確なタイミングでバルブを動かすことができず、ひどい場合はバルブとピストンが干渉してしまうこともあります。当然バルブは曲がってしまい、エンジン不調・始動困難・・・になります。
このエンジンは、Z1000MKーⅡでかなり走っています。バルブとピストンが当たった痕があるでしょ。当然、カムチェーンはデロデロに伸びちまってます。そりゃー調子悪いですよね・・・。
カムチェーンの交換はクランクケースを分解しないといけないので、フルオーバーホールになります。バルブ・ステムガイドは新品交換、そしてバルブシートリングの修正・・・とたくさんやる事があります。(今回は軽くヒットしただけなので、ピストン・コンロッド・クランクシャフトは無事でした・・・)
とくに古い単車をまだまだ乗るぜ!って方はこんなところまで気を使ってあげてね!
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