タイミングライト
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
昨日の続きで、Z1のエンジン調整です。ついでに点火タイミングを確認・調整いたします。アイドリング回転時の点火タイミングは上支点前20度です。ガバナローターのタイミングマークの「F」のマークの位置でキチンと火花が飛んでいるかをタイミングライトで確認いたします。
スパークプラグのハイテンションコード(プラグコード)にタイミングライトのセンサー部を挟み込み、火花が飛んだ瞬間にライトが光る構造になっています。アイドリング回転時ですと、「ピカピカピカッ・・・」で光ってくれますので、そのフラッシュで「F]マークを照らし出して確認いたします。点火タイミングの進角って聞いたことあるでしょ・・・。これはエンジン回転が速くなれば、それに合わせてもっと早いタイミングで火花を飛ばす事で、混合気に火花で着火して燃え広がるスピード(火炎伝波速度 )が最適なピストン位置のときに来るように、早めに火花を飛ばす事なんですよ。ちなみにZ1は2,350rpmですぐに40度(ピストン上支点の40度手前と言う事)まで進角します。
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コメント
そうなんですよ!賢いですね!!
でも・・・今のFI車は・・・
もっともっと「おりこうさん」ですよ。
投稿: GOD | 2012年3月31日 (土) 10時59分
へぇぇぇ、進角って賢いなぁ。
BTDC20°からBTDC40°になるわけですね
投稿: IKU-Z | 2012年3月30日 (金) 22時39分