知っていました?その11 アクスルシャフトの腐食
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
本日はアクスルシャフトのお話です。タイヤ交換をしようとして、ホイールのアクスルシャフトを抜こうとしたら・・・固くてたたかないと外れない・・・なんて事ありますよね。それはシャフトが腐食しているんです。
よく見てみると、シャフト全体が腐食しているのではなく、ベアリングが当たっているところだけが腐食しています。これは水が入って錆びたのではなく、違う材質の金属間に生じる電位差により腐食するんですよ!たとえば・・・自転車のサドルの高さ調整をしようとしたらサドルのシャフトが腐食して動かないっていうのと同じです。
さて、そんな時は腐食したところをペーパーなどで磨いて、うすーくグリスを塗布しておきましょう。そうすると次に取り外す場合は楽に外せますからね。シャフトが腐食することは、そんなにたいした事ではありませんが、シャフトの脱着時にベアリングが破損してしまう事のほうが心配です。シャフトをたたく事によりベアリングのインナー側に力がかかり、ベアリングのセンターがずれてしまうんですよ。するとベアリングがガタガタになり寿命が極端に短くなりますからね。
ふだんのメンテナンスとは、そんなもんですよ。
| 固定リンク
「ガッツカワサキ~各店つぶやきコーナー」カテゴリの記事
- ヘルメットのカスタムペイント(2020.03.12)
- TOPGUN GPZ900R(2020.01.26)
- TOP GUN マーベリック(2020.01.22)
- Z900RSのハンドル交換(2019.03.15)
- カワサキVN2000のワンオフフロントフェンダー(2019.03.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント