知っていました?その6 バルブクリアランス
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
バルブクリアランスってことばをご存知ですよね。金属の熱膨張にそなえて、ある一定の隙間をバルブの上面とカムシャフト(ロッカーアーム)に作っておくんですよ。この隙間をバルブクリアランスと言いますが、隙間が大きすぎると打音(異音)の原因になります。また、隙間が小さすぎるとエンジン各部パーツが熱膨張した際にクリアランスがなくなり、バルブが全閉にならなくなり、圧縮もれの原因になります。それだけにシビアに調整しないといけません。
一般的にこのクリアランスは インテーク 0.1~0.15mm エキゾースト 0.15~0.2mm ぐらいです。(水冷・空冷・ターボ車・・・などで違いますので参考までに・・・)そうそうターボ車はインテークの方が熱膨張の影響が大きいのでクリアランスは大きくとってあるんですよ!
シクネスゲージという隙間を測定する工具(薄いシム)で測定しますが、今は一般的に冷間時に行います。調整は写真のような場合はアジァストスクリューで調整したり、隙間に入れてあるシムの厚さで調整したりします。
そこで・・・このシクネスゲージを引き抜く重さで隙間値が多少左右されます。引き抜く時にかたければ・・・隙間は狭いし、引き抜く時にやわらかければ・・・隙間は広いし・・・・・・そこで、どれくらいの力加減がいいのでしょうか?
わたくしは、健康な う○ち に爪楊枝を刺すぐらいがちょうど良い!とむかーーし教わりました。こんな経験(爪楊枝を刺す)はいまだにありませんが、だいたい想像しながらやっております。その他のメカニックの方はどれぐらいの力加減なんでしょうかね?・・・・・
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