知っていました?その7 いろいろなネジ穴
こんにちは、プレジャーの店長でございます。
エンジンカバーを交換しようとして、ボルトを取り外す時に・・・なんで?このボルトだけネジロック剤が塗ってあるの?そんなにゆるみ止めが必要なの?ってことありますよね。
それは、その部分の雌ネジ側が、貫通穴になっているからなんですよ。ネジ穴が貫通していなければ、そこからオイルが出てくることはありませんよね。しかーし、貫通穴の雌ネジですとボルトを外すとケース内側にあるエンジンオイルがにじみ出てきます。そうなんです、オイルにじみ防止のためにネジロック剤が使用されているんです。
この写真はGPZ900Rのエンジン左側のパルシングカバーを取り外したところです。中にはエンジンオイルがまわっていますので、とうぜんカバーを外すとオイルが出てきます。そこで、左側のネジ穴は貫通穴が分かりますか?右側のネジは貫通穴ではありません。
貫通穴に使用するボルトには、ネジロック剤を塗布いたします。らせん状につながるネジ溝を通ってオイルがにじみ出てこないようにしているんですね。
それから・・・貫通穴には指定の長さのボルトを使用しましょうね。貫通穴でなければ間違って長いボルトを入れても、それ以上に入っていかないので気がつくのですが、貫通穴に規定の物より長いボルトを入れても、入っていってしまいます。しかし・・・・・中のパーツをボルトでつぶしてしまったり、破損させたりする場合もありますので、ご注意を!!
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