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2012年2月

2012年2月29日 (水)

知っていました?その22 バルブコッター

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

昨日の続きでいよいよバルブの組付けでございます。バルブスプリングコンプレッサーという専用工具を使用して組み付けますが、小さなパーツでバルブコッターというものがあります。くさび状の物でこれで固定するのですが小さなパーツですからピンセットを使用します。Imgp9583

この小さなバルブコッターは2個で1セットなのですが、正確にセットする事が大切です。なんといっても外れてしまうと大変な事になってしまいますからね。Imgp7924

ちがう車種の写真ですが、このように2個のコッターの隙間は空けてください・・・片方にかたよっているとしっかりはまってない事もありますから。それから、最後にかるくプレスチックハンマーで頭を”コツンッ”とたたいてやり落ち着かせて終了でございます。

これがZZR1100の場合は16個あります・・・けっこう大変な作業で、気を使う作業なんですよ・・・。

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2012年2月28日 (火)

知っていました?その21 バルブスプリング

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

昨日のつづきでございます。バルブとヘッドをきれいに洗浄して組み付けていきます。その時にステムガイドのオイルシールは新品に交換いたしましょう。シリンダーヘッドを分解したときしかできませんからね。

Imgp9577

ZZR1100の場合はバルブスプリングは一つのバルブに2本づづあります。ダブルスプリングで大小2重になってます。大きいほうのスプリングの中に小さいほうが入るのですが・・・スプリングの巻き方が大きいほうが右巻きで小さいほうが左巻きになっているんですよ。作動時にスプリングどうしが噛み込まないように考えてあるんですよ。Imgp0542

それから、プログレッシブスプリングで巻き方に変化を付けてあります。下のほうが密巻きで上のほうが粗巻きになっているでしょ。これは、スプリングのサージング現象をおさえる役目があるんですよ。サージング現象とは一定のスピードでスプリングが伸縮をつづけると、共振しはじめて正確に動かなくなり、踊りだすことなんです。ピストンの上下運動に合わせて正確にバルブを動かさないと・・・ピストンとバルブが干渉してしまいますからね。

このあとの作業はまたあした・・・

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2012年2月27日 (月)

知っていました?その20 光明たん

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

昨日のつづきでございます。バルブのすり合わせが終わりましたら、あたり面の確認です。バルブのフェイス面に赤い色の「光明たん」を塗布してバルブシートリングに押し当てます。このときはバルブを回さないようにそっと押すだけです。バルブを抜いてみると・・・シートリングに赤いしるしが残りますので、全面に均一に当たっているかを点検をいたします。Imgp0531 Imgp0535

シリンダーヘッドのシートリングに赤いスジがついているのがわかりますか?とうぜんそれぞれのバルブの位置が決められますので、組み付け時には間違えないように注意います。ここで・・・理想的にあたり面が付かないときは、バルブシート面の修正(ダイヤモンドカッターで削って修正)をいたしますが、そんな時はバルブの磨耗もありますので、バルブを新品に交換する事が大前提になりますね。

そのあとの作業はまたあした・・・

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2012年2月26日 (日)

知っていました?その19 バルブのすり合わせ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

昨日のつづきです。さて本題のバルブのすり合わせでございます。バルブのフェイス面とシリンダーヘッドに鋳込んであるシートリングのシート面のあたりをつけていきます。いわゆる 「すり合わせ」 というものです。カーボンを噛み込んだりしていると気密性が落ちてしまいます。今回は特に磨耗がありませんのですり合わせだけ行います。Imgp9574

バルブコンパウンドというガラスの細かい粉が混ぜてある「ねっとりしたペースト状のもの」をすり合わせする面に塗布して、バルブタコ棒という吸盤のついた工具にバルブをくっつけて、たたくようにさらに微妙に回しながらすり合わせいたします。タンタンタンッ・・・て感じです。コンパウンドは荒目・中目・細目とありますが、今回は中目を使用します。一つのバルブに要する時間は約45秒ぐらいですかね・・・それ以上やると磨耗しすぎてしまいます。

Imgp9572

この写真はわかりやすく新品バルブでご説明いたしますが、左側のバルブはすり合わせ前で右側のバルブはすり合わせ済みのものです。バルブフェイス面にスジが入ってますね。これがシートの当りなんですよ。シート当り幅が広すぎてもダメだし、フェイス面の真ん中あたりにきているのがベストですね。

さてこの後の作業はまたあした・・・・・

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2012年2月25日 (土)

知っていました?その18 バルブステムのガタ

こんにちは、プレジャーの店長です。

本日はシリンダーヘッドのバルブのメンテナンスです。30,000kmぐらい走行いたしますとバルブにカーボンも堆積しますし、ステムガイドが磨耗してバルブにガタができて、バルブのシール性が悪くなりエンジンの性能低下になります。バルブフェイス面やシートリングの磨耗やカーボンのかみ込みなども確認いたしますが、今回はステムのガタのお話です。

Imgp0520 Imgp0519

まずは、シリンダーヘッドのカーボン落としとバルブ本体のカーボンを取り除きます。バルブ本体のカーボンは意外に固くこびり付いていますので、バルブをボール盤にセットしてペーパーで丁寧に削り落としていきます。その後に、まずはバルブとガイドのクリアランス測定(振れ測定)をします。簡単な方法ではありますが、このデータで良否の判定をいたします。ダイヤルゲージにてガタつき寸法をとり、規定値以外はステムガイドの打ち替え・バルブの新品交換をいたします。

Imgp0538

車種によって測定値は違いますが、ZZR1100の場合のガタ付きは インテーク0.02~0.07mm エキゾースト0.06~0.11mmです。いままで何十台もオーバーホールしてきましたが、普通は30,000kmぐらいでは問題ありません。そうは言っても測定してみて必要があれがメンテナンスが必要ですね。

この後の作業はまた明日・・・

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2012年2月24日 (金)

知っていました?その17 ヒートリペア

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

みなさん、ヒートリペアってご存知ですか?プラスチック製品をリペアするのに持ってこいのアイテムです。たとえば、ヘッドライトの取り付け部なんかが破損した場合や、ABS樹脂のカウリングが割れてしまった時なんかに最適です。

Imgp7518 Imgp7521 Imgp7522

特殊な形の専用のもので、簡単に言えば針金を熱を加えながら溶かしてくっ付けちゃうんです。その後から はんだごて なんかで表面を溶かして慣らしてしまいます。ただ単に割れたパーツを溶かしてくっつけてもすぐにまた割れてしまいますが、このリペア法ですと針金で補強されていますので、ばっちりなおってしまいます。すんばらすぃ・・・・・!

せん風機のプラスチックの羽根が割れた時なんかにもOKでした。カウリングが割れてしまって困った時は カワサキSHOPプレジャー までご相談くださいませ!

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2012年2月23日 (木)

知っていました?その16 ダイアグ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ダイアグノーシスってご存知ですか?EFI(電子噴射装置)のトラブル診断装置の事なんですよ。いまのECU(コンピューター)はとっても頭がいいんですが、このシステムがないとトラブルは発見できません。オートバイにこのダイアグノーシスシステムを接続するだけで、今現在のトラブルが発見できる事はもちろん、ECUが最大99個まで記憶しているトラブルを確認することができるんです。99以上のトラブルは古い物が消去されて、どんどん新しいトラブルが記憶されていきます。

Imgp9549 Imgp9536

このオートバイの場合は、マフラーの排気バタフライバルブが固着してしまい、そのバルブを動かしているサーボモーターが破損しました。症状といたしましては、排気バルブは全開時で固着しており、低速時になんだかトルクが無いような気がする・・・という微妙なもので、オーナーさんにしかわからない程度のトラブルでした。しかし・・・そんなときでもこのダイアグノーシスシステムのおかげで簡単にトラブルシュートできます。

余談ですが、イモビアンプ故障回数が30回も入っておりますが、これはイグニッションキーを速いスピードでON・OFFを繰り返すと、イモビライザーにエラーがでてしまいECUにトラブルとして記憶されてしまうんです。そんなに重要はトラブルではありませんのでご安心を・・・イモビアンプとは、キーシリンダーの周りにあるアンテナで拾った信号を増幅・変換してECUに信号を送る物なんですが、コレが壊れてしまうと電源が入ってもエンジンがかかりません。イグニッションキーも丁寧に扱ってくださいね。それから・・・キーホルダーに他の電波を発信するようなもの(たとえば、乗用車のキーやエンジンスターターなど)を付けていてもトラブルの元になりますので、ご注意を!!

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2012年2月22日 (水)

知っていました?その15 ピストンスピード

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

みなさん!ピストンってどれくらいのスピードで動いているんでしょうか?考えたことありますか?Imgp1926 以前にも書いた事あるんですが・・・もう一度ご紹介いたします。

ちなみに、ZZR1400の場合で考えますと・・・あくまでも計算上の平均スピードですが、ストローク61mmの場合で10,000rpmの回転数の場合ですが・・・

61mm=0.000061km 往復で 0.000122km  / 10,000rpm=1時間で600,000回転 とういことは・・・単純計算すると73.2km/h(時速73.2km)なんですよ!ピストンは上支点・下支点付近ではゆっくり動きますから瞬間的にはもっと速いスピードで動いているんですね! 73.2Km/hとは約1秒間に20mということですよ!すごいですね!!

Imgp1919  

すごい熱に影響されながら、このスピードで動きつづけているんですね。それよりもオイルってもっとすごいと思いませんか?このスピードで動く金属を熱・圧力もかかり、それを油膜で保持するんですから・・・どちらにしても、すごい事なんですよ!

オイル交換はこまめに行いましょう!

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2012年2月21日 (火)

知っていました?その14 窒素ガス

こんにちはプレジャーの店長でございます。

本日は窒素ガスのお話です。

窒素ガスとは?どんなものなのでしょう・・・
実は大気中(空気中)の78%が窒素で21%が酸素なんですよ。この事を忘れずに次のご説明を・・・。この窒素ガスは不活性ガスなので燃えずらい性質のもので、水分を吸収しづらく、熱の影響により体積の膨張率が低いというメリットがあります。さらに分子がタイヤのゴムの分子より大きいので、透過率が酸素の約3分の1と言われております。

窒素ガスをタイヤに入れる効果とは・・・
タイヤの空気圧の変動が少ない(タイヤが温まった時の空気圧の上昇が少ない・タイヤの空気圧が抜けずらい)ので安定した乗り心地や走行性能を安定させます。また不活性ガスなので、他の物質と化合しずらいので、タイヤ本体や特にマグネシウムホイールの酸化を防ぎます。また水分をあまり含まないのでタイヤ内部に水分が浸透せずにタイヤ接合部の剥離を防ぎます。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上のようにタイヤに窒素ガスを入れるとたくさんのメリットはあります。実際に私も20年ほど前にドラッグレースをやっていた時に、マシンのエアシフターを動かすための圧縮ガス(大気を圧縮して使うとエアシフターを動かした後に放出された空気に引火して炎上する恐れもありました)やタイヤに入れていましたよ。しかし・・・タイヤにガスを充填するのは大変な作業なんですよ!15インチで太くて大きなドラッグスリックと言われるリヤタイヤの空気圧は大きな体積に対して0.2~0.3Kg/cm2ぐらいでしたし、スタートラインにつく前に行うバーンナウト(ホイールスピンしてタイヤをあたためる)で一気にタイヤ表面温度は100度近くにまで温めます。そんなリヤタイヤに窒素ガスを充てんするのは大変な作業でして・・・

一度エアを抜いただけで窒素ガスを充填しても、タイヤ内部の窒素ガスは約50%しか入らないんです。(というより入れる意味がありません)レース用のホイールはホイールバルブが2個あり、片方から空気を吸い出しながら、もう片方から窒素ガスを入れてこそ正確に入るんです。

それではエアバルブ1個の場合は・・・一度入れて、抜いて、また入れて、また抜いて、またまた入れて、またまた抜いて・・・・・を10回ぐらい繰り返してはじめて効果がでてきます。だからボンベで買うと安いはずの窒素ガスですが、大量に使用しますので、逆にとっても高価な物になっていましたもんね・・・。

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2012年2月20日 (月)

知っていました?その13 ホイールバルブ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日はホイールバルブのあれこれでございます。一般的にチューブレスタイヤの場合ゴム製のホイールバルブが採用されていますね。しかし・・・これも劣化してしまうものなのですよ。Imgp5774

タイヤに空気を入れようとしたら・・・あらら?亀裂がありエア漏れを起こしてしまう・・・なんて事よくあります。このバルブを交換しようとすると、タイヤを外さないといけませんのでぜひタイヤ交換時にチェックしておいてくださいませ。そして必要であれば新品に交換しておきましょうね。

Imgp0567

ホイールバルブのキャップなんですが、やはり少しでも軽いほうがいいでしょうね。加速・減速時にホイールバルブにはとんでもない力がかかり、歪んでしまいます。それが原因でホイールバルブ取り付け部(根元部分)からエアが漏れてしまいます。一見チープに見えますがプラスチック製のものも方が断然いいですよ。特にスピード狂の方には・・・

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2012年2月19日 (日)

知っていました?その12 ホイールバランス

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日は、ホイールバランスのお話です。ホイールバランスとは、タイヤ・ホイールなど回転部分の重量バランスの事をいいます。重量バランスには、スタチックバランス(静的バランス)とダイナミックバランス(動的バランス)の2通りあります。一般的にオートバイの場合はスタチックバランスの調整だけでOKです。

Imgp0558

バランサー台の上に乗せると重たいところが下になるように回転して止まりImgp0560 ます。簡単に言えばその反対側(軽いところ)にウエイト(おもり)を取り付けて、重量バランスをとります。このバランスがくるっていると一般的に回転時に縦方向の振動がでますので、ハンドルがこまかく振動したりタイヤの接地感がなくなったりします。

ウエイトはできればホイールの幅のセンターに近いところに取り付けた方がいいですね。今のタイヤやホイールは精度がいいので多くても30gまででバランスが取れますよ。それ以上にバランスがくるっているなら・・・一度思い切ってホイールとタイヤの位置を180度変えてみてくださいね。タイヤには軽い位置にマーキングしてあり、そこにホイールバルブを持ってくるのが一般的ですが、このときはそれを無視してくださいね。

Imgp0564

バランサー(おもり)は一般的に鉛でできており、いろいろな形があります。測定時はディスクローターやリヤスプロケットやエアバルブキャップも装着されている状態で測定してくださいね。

さて、ダイナミックバランスとは回転時に横方向にぶれるのを抑えるものですが専用の測定機で回転させながら測定します。車のホイールの様に片側で支持しているものとちがいオートバイは左右のベアリングで支持していますので、あまり影響がありません。

今までいろいろ整備してきましたが・・・ホイールバランスがおかしくてハンドルがぶれるというより・・・タイヤのエア圧の不良やタイヤの変磨耗が原因でトラブルが起きている方が断然多いように思いますので、ホイールバランスがどうのこうの言う前にタイヤ本体のメンテナンスをしっかりやってくださいね。

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2012年2月18日 (土)

知っていました?その11 アクスルシャフトの腐食

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日はアクスルシャフトのお話です。タイヤ交換をしようとして、ホイールのアクスルシャフトを抜こうとしたら・・・固くてたたかないと外れない・・・なんて事ありますよね。それはシャフトが腐食しているんです。

Imgp0569

よく見てみると、シャフト全体が腐食しているのではなく、ベアリングが当たっているところだけが腐食しています。これは水が入って錆びたのではなく、違う材質の金属間に生じる電位差により腐食するんですよ!たとえば・・・自転車のサドルの高さ調整をしようとしたらサドルのシャフトが腐食して動かないっていうのと同じです。

Imgp0570

さて、そんな時は腐食したところをペーパーなどで磨いて、うすーくグリスを塗布しておきましょう。そうすると次に取り外す場合は楽に外せますからね。シャフトが腐食することは、そんなにたいした事ではありませんが、シャフトの脱着時にベアリングが破損してしまう事のほうが心配です。シャフトをたたく事によりベアリングのインナー側に力がかかり、ベアリングのセンターがずれてしまうんですよ。するとベアリングがガタガタになり寿命が極端に短くなりますからね。

ふだんのメンテナンスとは、そんなもんですよ。

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2012年2月17日 (金)

知っていました?その10 スポークホイール

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

W650、エストレア、250TRなどはスポークホイールを採用していますね。スチール製のスポークなんですが、むかしのモデルと違い錆びずらいですよね。何故かと言うと・・・錆び止めのコーティングが施してあるんですよ!

Imgp0217

だから・・・一生懸命に磨いてしまうと、逆効果なんです。汚れたら、軽くウエスでふき取るぐらいにしましょうね。ゴシゴシ磨いてしまうと、コーティングが剥がれてしまい錆びやすくなってしまいます。鉄製のフェンダーの裏側もいっしょです。磨きすぎにご注意を・・・!

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2012年2月16日 (木)

知っていました?その9 メーターケーブルの伸び

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日は、メーターケーブルのお話です。最新モデルは電気式のメーターですが、ひと昔前のモデルは機械式のメーターでケーブルで動かしていました。このケーブルも消耗パーツなんですよ!

Imgp0211_2

ケーブルは実際に回転を伝えるインナーケーブルとその外側のアウターチューブで構成されています。このインナーケーブルが錆びたりして切れてしまう事はよくあることですが、伸びてしまう事もあるんですよ。伸びてしまうと・・・メーター側のケーブルが入っているシャフト部分に力がかかり、メーター本体が壊れてしまう事もあるんですよ!

ケーブルが異常に曲がってしまうと、うまく回転が伝えられなくなり、これもメーター破損の原因になりますので、定期的に新品に交換してくださいね。ケーブルはインナーに対してアウターの長さが車種ごとに違う場合がありますので、必ず正規車種のものを使用してくださいね!(同じ長さのアウターでも、インナーの長さが違うものもあるということです。)

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2012年2月15日 (水)

知っていました?その8 コスワースピストン

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

みなさん、COSWORTH(コスワース)のピストンってご存知ですか?レーシングピストンで鍛造品なんです。エンジンをボアアップする際によく使用しますが、同じような鍛造ピストンをお奨めするなら、わたくしはアメリカ製のピストンよりこの”Made In Great Britain”のコスワースをお奨めいたします。なぜなら・・・・・断然、精度と商品管理がしっかりしておりますから。Imgp0291 Imgp0298

4気筒用で出荷されました4個のピストンがすべて同じ重さなんです。どんな組み合わせで両天秤にかけても重量差はありません。これはすごい事なんですよ!!重さだけではなく、ピストン外径も0.001mmの誤差もありません。これが・・・某アメ○カ製ですと重さは2gぐらいで外径は0.01mmぐらいは製品誤差がありますから・・・。

他メーカーのピストンですと、新品にもかかわらずピストンピンの入りがしぶい物や、ピストンリングの合口隙間がめちゃくちゃだったりするのが普通で、組み立て前に修正しないといけない物がほとんどなんですが、コスワースに関してはそんな事はいっさいありません!!

実際にこのピストンを使用されています方は多いのですが、50,000kmは十分いけますよ!すごいですね!!

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2012年2月14日 (火)

知っていました?その7 いろいろなネジ穴

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

エンジンカバーを交換しようとして、ボルトを取り外す時に・・・なんで?このボルトだけネジロック剤が塗ってあるの?そんなにゆるみ止めが必要なの?ってことありますよね。

それは、その部分の雌ネジ側が、貫通穴になっているからなんですよ。ネジ穴が貫通していなければ、そこからオイルが出てくることはありませんよね。しかーし、貫通穴の雌ネジですとボルトを外すとケース内側にあるエンジンオイルがにじみ出てきます。そうなんです、オイルにじみ防止のためにネジロック剤が使用されているんです。Imgp0234

この写真はGPZ900Rのエンジン左側のパルシングカバーを取り外したところです。中にはエンジンオイルがまわっていますので、とうぜんカバーを外すとオイルが出てきます。そこで、左側のネジ穴は貫通穴が分かりますか?右側のネジは貫通穴ではありません。

Imgp0237

貫通穴に使用するボルトには、ネジロック剤を塗布いたします。らせん状につながるネジ溝を通ってオイルがにじみ出てこないようにしているんですね。

それから・・・貫通穴には指定の長さのボルトを使用しましょうね。貫通穴でなければ間違って長いボルトを入れても、それ以上に入っていかないので気がつくのですが、貫通穴に規定の物より長いボルトを入れても、入っていってしまいます。しかし・・・・・中のパーツをボルトでつぶしてしまったり、破損させたりする場合もありますので、ご注意を!!

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2012年2月13日 (月)

知っていました?その6 バルブクリアランス

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

バルブクリアランスってことばをご存知ですよね。金属の熱膨張にそなえて、ある一定の隙間をバルブの上面とカムシャフト(ロッカーアーム)に作っておくんですよ。この隙間をバルブクリアランスと言いますが、隙間が大きすぎると打音(異音)の原因になります。また、隙間が小さすぎるとエンジン各部パーツが熱膨張した際にクリアランスがなくなり、バルブが全閉にならなくなり、圧縮もれの原因になります。それだけにシビアに調整しないといけません。Imgp0227

一般的にこのクリアランスは インテーク 0.1~0.15mm エキゾースト 0.15~0.2mm ぐらいです。(水冷・空冷・ターボ車・・・などで違いますので参考までに・・・)そうそうターボ車はインテークの方が熱膨張の影響が大きいのでクリアランスは大きくとってあるんですよ!

シクネスゲージという隙間を測定する工具(薄いシム)で測定しますが、今は一般的に冷間時に行います。調整は写真のような場合はアジァストスクリューで調整したり、隙間に入れてあるシムの厚さで調整したりします。

そこで・・・このシクネスゲージを引き抜く重さで隙間値が多少左右されます。引き抜く時にかたければ・・・隙間は狭いし、引き抜く時にやわらかければ・・・隙間は広いし・・・・・・そこで、どれくらいの力加減がいいのでしょうか?

わたくしは、健康な う○ち に爪楊枝を刺すぐらいがちょうど良い!とむかーーし教わりました。こんな経験(爪楊枝を刺す)はいまだにありませんが、だいたい想像しながらやっております。その他のメカニックの方はどれぐらいの力加減なんでしょうかね?・・・・・

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2012年2月12日 (日)

知っていました?その5 タイヤのスリップサイン

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日はタイヤのスリップサインのお話です。タイヤの残り溝がタイヤの使用限度の目安になっておりますが、残り溝の深さ約0.6mmで交換したいですね。そこで、タイヤにはスリップサインなるものが設定してる場合が多いですね。Imgp0213

タイヤのトレッド面の溝の一部分が浅く作ってあり、タイヤが磨耗してそれが出てきたら交換時期なんですよ・・・一目で確認できるようになっております。

Imgp0214

タイヤメーカーによって変わりますが、ダンロップタイヤの場合はサイドに6ヶ所△マークが付いており、この部分にスリップサインがあるんですよ。

タイヤの溝はたくさん残っているが、古いタイヤなどは、たくさんの細かいひび割れができてしまう場合があります。タイヤは簡単に言えば ゴム・カーボン・オイル で構成されておりますが、古いタイヤはオイル分が抜けてしまい、カサカサ・ガチガチになってしまい、オゾンクラックという表面にひび割れが現れます。タイヤ内部までひび割れがつながっているわけではありませんので、空気が抜けてしまうことはありませんが・・・・・タイヤの本来のグリップ力に欠けますので、このオゾンクラックがある場合は即交換ですよ!

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2012年2月11日 (土)

知っていました?その4 ディスクローター

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日はブレーキディスクローターのお話です。ローターは安定した制動力を維持するためには、熱が加わったときに放熱性の良さや熱による歪みが起きないようにしなくてはいけません。そこで、近年はフローティングタイプが主流でございます。一般的にフロントに採用されておりますタイプで7~10個ぐらいのピンでインナー(ホイールに付いている側)とアウター(実際にブレーキパッドがあたる側)が固定してあるものです。

たとえ熱で歪んだとしても、このフローティングピンで歪みを吸収してくれるんです。冷めた後に歪が残らないように工夫してあります。安定した制動力を確保するにはディスクローターの厚みが必要です・・・でも放熱性が悪くなるので・・・最近はペタルディスク(花びらタイプ)が採用されております。ディスクの穴が開いているのもすこしでも表面積を増やして冷却効率を高める工夫なんですよ。

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これは、GPZ900Rのフロントで、厚さ4mmで通常のフローティングタイプです。

Imgp0209

こちらは、2007モデルのZ1000です。厚みは6mmでぺタルタイプのフローティングです。

制動力を左右するものには、まだたくさんの要因があります。ディスクの外径・材質・ブレーキキャリパーの容量や性能・・・・・今日のお話はほんの一例でございます。

次回は・・・タイヤのスリップサインのお話です。

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2012年2月10日 (金)

知っていました?その3 ブレーキパッド

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

本日はブレーキパッドのお話です。近年ブレーキの性能がぐんぐん上がっておりますね。でも、ブレーキメーカーはいろいろと考えております。ブレーキパッドでも苦労がみられますよ。装着車輌の車重やエンジン性能や足回りの性能にあわせてディスクローターやパッドの材質を変えております。同じ形のパッドでも部品品番が違い材質が違うものもあるんですよ!

Imgp0149

ブレーキの効きも大切ですが、ブレーキ鳴き対策にもいろいろと工夫がみられます。パッドの裏面に”アンチスキールシム”というステンレスのプレートを入れてみたり、裏面にセラミックを貼ったりして、パッドの振動を抑えるようにしたり、振動周波数をかえたりしています。セラミックなんかを還すことにより、たとえ振動しても振動周波数を変えて人の耳に聞こえない波長にしています。一昔前は、ブレーキパッドの裏面のキャリパーピストンに当たる部分に専用の耐水・耐熱グリス(パッドグリス)を塗布することもありましたが、最近はホコリやゴミの吸着・かみこみなどの防止の為に使用しませんね。

余談ですが・・・人それぞれ耳に聞こえる波長に差があり、蚊の飛ぶ音”プーーーン”って音は若い人ほど聞こえるらしいですよ!

Imgp0153

鳴き対策としては、パッドの面取りが有効的でしょうね。この写真の上のパッドは面取り加工をしたものです。新品パッドに交換する際にはこの加工をしておくと初期なじみもよく、ひきずりもなくなりますよ!

あしたは・・・ブレーキディスクローターのお話です。

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2012年2月 9日 (木)

知っていました?その2 ブレーキフリュード

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

みなさん知っているつもりでも意外に解からないことってありますよね。今日はブレーキフュリュードのお話です。

峠なんかやサーキット走行をしてブレーキを多用すると、ブレーキが発熱してしまいますよね。こんなときにブレーキフュリュードはどれ位の温度になると思いますか?耐久レースの夜のシーンをみるとディスクローターが真っ赤になっているのを見ますよね。

最高200℃ぐらいまで温度があがってしまうといわれます・・・・・ふつうのお水では沸騰してしまいますね。もし、ブレーキフリュードが沸騰したら”ベーパーロック”という現象でフリュードの沸騰が原因でできた気泡で液体の伝達能力は落ちてしまい、スポンジを踏んでいるような感覚になります。これではブレーキは効きませんよね!

Imgp0220

ブレーキフリュードには沸点特性(沸騰しにくさ)が要求されます。その性能ランクを表記したものが、”DOT4”なるものです。オートバイではDOT3・DOT4・DOT5あたりが使用されますが、DOT4ではドライ沸点230℃以上・ウエット沸点155℃以上の性能が必要です。外車やレース用にはDOT5(ドライ260℃ ウエット180℃)というものが使用されますが、主成分の違いにより絶対に混ぜてはいけない物もありますので、DOT5をご使用される場合は、よく確認ください。(混ぜるな!危険!)ですよ!!

一般的なフリュードの主成分は、湿気を吸いやすい”グリコール・エーテル”です。長く使用していると湿気をすってしまい、性能は落ちてしまいます。この時の水分が混ざってしまい沸騰しやすくなった性能をウエット沸点というんですよ。だから定期的に新品に交換しないといけないのです。

次回は・・・・・ブレーキパッドのお話です。

バイクブロスさんに弊社の記事が載っています。よろしければご覧くださいませ。

http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/sfeat/pleasureshop/

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2012年2月 8日 (水)

知っていました?その1 共鳴・共振対策

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

みなさま、何気なく見ていても気がつかない事ってたくさんありますよね。今日は振動音対策のお話です。Imgp0147

この写真はGPZ900Rのリヤディスクプレートです。デイスクローターの放熱性を高めるためにたくさんの穴があいてますね。しかしよく見てみると・・・均一の間隔で穴が開いていない事に気がつきましたか?これは、ブレーキをかけた時にブレーキパッドで挟まれたときにディスクローター本体がどうしても振動してしまいます。この振動がブレーキ鳴き(振動音)の原因なので、穴の開け方で少しでも共鳴しないように工夫したものなんですよ。

Imgp0151

これはZZR1400のラジエーターの裏についております電動ファンです。一昔前のモデルは上記の共鳴音(回転時の風切音)と同じ理由で羽根が等間隔についていませんでした。不当ピッチで羽根がついていますと回転バランスが悪くなるので、最新モデルは写真のように、等間隔で羽根をつけてそのかわりに外周に枠がついています。このリング状の枠で風切音をへらす工夫をしているんですね。

知ってます?シリーズをしばらく続けましょうか・・・・・

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2012年2月 6日 (月)

だんご3兄弟♪

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ツーリング途中で休憩した時のワンショットです。だんご3兄弟♪ちゃ~ら♪~~なつかしいフレーズでしょ・・・。

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坊主あたまのおっさん3人組みです。おもしろい絵面なのでご紹介いたしました。ちゃ~ら♪

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2012年2月 5日 (日)

ビレットパーツ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

リヤブレーキキャリパーをブレンボ製に交換したいのですが、ブレーキブラケットを作らないといけません。そんな時に役にたつのがコレ!

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設計ソフトに採寸したデーターを放り込みます。するとこんな感じで出てきます。これで全体のイメージがつかめて設計しやすいのですが、さらに車両重量・エンジンパワー・加重などのデーターを放り込むと・・・何処の部分に何ニュートンの力がかかり、何処に集中応力がかかるのか?破損しやすい箇所が算出されます。また材質・寸法から算出された安全率が計算されます。

Imgp9224

アルマイト処理をして出来上がりました物はこんな感じです。車検制度に準ずる制動装置の安全率は1.6以上が要求されます。今回は万全を期して安全率2.8で設計いたしました。ブレーキ関係は特に気を使って図面を引かないとね・・・。

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2012年2月 4日 (土)

フューエルタップがあたる・・・。

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

Z400FXにFCRのキャブを装着してあるのですが、フューエルタップがもろにキャブレーターにあたります。これではマズイですね・・・。コックも回せないし・・・。ということで・・・。

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取り付け方法や寸法が同じで小さい物は無いかな?

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そういえば・・・たしか・・・S車で小さい物があったはず!ということで取り寄せてみますと、取り付け寸法はBINGO!さっそく取り付けます。

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う~~ん!いい感じです!!しかし負圧コックでなくなるので、そこんとこよろしく!!

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2012年2月 3日 (金)

らーめんバイキング

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

らーめん大好きな私からの「おもしろ情報」ですよ!らーめんバイキングです。らーめんを自分で作り、時間内(たしか・・・2時間だったかな?)で食べ放題です。スープも6種類あり、麺も太い・細いの2種類あります。トッピング具材は24種類です。スープを混ぜて自分だけのオリジナルらーめんを作ってみましょう!

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ひとりづつ、IHコンロと鍋 がありますので、お好きなように調理していただきます。

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しょうゆベースに豚骨スープをすこし混ぜて、具材全部乗せです。炊き込みご飯やサラダも食べ放題ですよ!ちなみに大食いのわたくしは・・・7杯は食べますので・・・。

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みんなでワイワイ言いながら食べまくります。場所は岐阜県高山市の板蔵らーめんさんです。一度ツーリングで行ってみてはいかがですか?雪が溶けたらね・・・。 http://www.itakuraramen.com/biking.html

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2012年2月 2日 (木)

雪でお店の前は大渋滞です。

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

夕べから降り始めた雪は、朝には10cmほどの積雪になりました。名古屋ではあまり雪は積もらないのですが・・・今年は例外ですね。

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お店の前の道は、大渋滞しております。

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こんなに積雪があるのに、ノーマルタイヤの車がたくさんいます。信じられませんね!この先の上り坂で何台かの車が横を向いて止まっています。そのおかげで車の列は動きません。

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本日出荷しないといけない商品は集荷してくれるのでしょうか?お昼のお弁当は届くのでしょうか?それにしても都会はこれだけの積雪で大パニックになります。トホホッ・・・・・

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2012年2月 1日 (水)

オイルが乳化しているんですけど・・・。

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

エンジンオイルを交換しようとして、オイルフィラーキャップを外してみたら・・・キャップの内側にクリーム色のドロッとした物を見たことありませんか?または、オイル点検窓の内側にクリーム色のものが付着していて・・・なんて事ありますよね。

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エンジンオイルを抜いてみても、ドレンからはとくにコイツは出てきませんが、エンジン内部のいたるところにコイツはこびり付いています。これは・・・なんでしょう?

エンジンオイルと湿気(水分)が混ざってしまい乳化したものなのです。クランクケース内の湿気が原因でケース内側についた水滴にオイルが混ざったものなのです。べつに水が大量にエンジンの中に入った訳ではないのです。これは短距離しか乗らない場合に多くあらわれます。毎日通勤などでちょこっとしか乗らない場合ですと、エンジンオイルがじゅうぶんに暖まらないし、エンジンもじゅうぶんにあたたまらないので、こんな事になってしまいます。中途半端にあたたまり・・・冷えて・・・また中途半端にあたたまり・・・冷えて・・・を繰り返していると・・・

長い距離を乗るとエンジンオイルもじゅうぶん暖まり、エンジン本体も熱くなりますので、たとえケース内の湿気があっても蒸発してしまうのです。たまには長距離乗ってやってくださいね。

特に今の季節は、エンジンをかけた時にマフラーサイレンサーから湯気がでますよね。多いときは水が滴るぐらい出ますが、完全燃焼すると排気ガスに水分がふくまれます。マフラーがじゅうぶんに暖まると出なくなります。これもマフラーサイレンサーの熱で蒸発してしまうのです。短距離しか乗らないバイクは、マフラーサイレンサーの中にも水が溜まってひどい場合は内側が錆びてしまいます。(いちおう水抜きは考えて作ってありますが・・・)

やっぱり乗ってやらなきゃね!!

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