逆輸入車の箱

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ブライト社のカワサキ逆輸入車ってどんな形でお店に入ってくるかご存知ですか？明石工場で作られたオートバイですが、当然海外に向けて出荷されますから一台一台鉄枠入りの箱に入れられます。その箱づめされたオートバイは、実際に日本の港から一度海外の港に出ます。それを輸入業者が日本にむけて輸入手続きをして実際に日本の港に戻ってくるのです。そうでないと、通関証明などの書類が取れませんものね。

これがその箱です。税関で通関証明書を発行してもらい、国土交通省に輸入自動車の打刻届出をして、排ガス試験をして、ブレーキ性能試験等さまざまなチェックをされてから、運送業者さんがお店にトラックで運んでくれます。実はこの重い箱をトラックから降ろしてファクトリーまで運び入れるのがチョー大変です。

オートバイを箱から出して、納車整備をすませ、日本で走らせる事ができるか書類審査の為のたくさんの書類（写真や打刻の拓本入り）を作成して陸運支局に提出いたします。後日、書類審査合格後に実車を陸運支局まで持ち込み、寸法・ヘッドライト光軸・ブレーキ・排ガス・さらにはウインカー点滅回数など細かくチェックしてもらい、合格すればそこで始めて予備検査が合格とされるのです。その後、お客様のお名前・住所で登録をいたします。たくさんの人の手がかかって皆さんのお手元に届くんですね。